2008/05/09

「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」でバブル時代を懐かしみ、かつ笑う!

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加藤ミリヤ Miliyah Anthony Kelly

ソニーレコード 2007-02-07
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自分は「バブル」という言葉に青田典子なみに弱いかもしれません。バブルと言ってもITバブルとか色々ありますが、やはり80年代後半から90年代前半の日本のバブル時代は、自分が20歳前後の時代と言うこともあって、特別なものを感じます。そんな時代をテーマにした映画「バブルへGO!!タイムマシンはドラム式」がWOWOWでやっていたので早速予約録画して見たい次第です。

コメディ映画なんですが、かの総量規制通達をタイムマシーンで止めにいくという少し経済色の強いテーマです、一応w 内容は、日本経済が危機的な状況にある2007年、阿部寛ふんする財務省官僚が、日立製作所の研究員である元恋人(薬師丸ひろ子)とその娘(広末涼子)を1990年に元恋人が発明したドラム式洗濯機型タイムマシーンで送り出し、通達を止めさせに行くわけですが、17年前の若い頃の阿部寛ふんする大蔵省官僚と娘(広末涼子)のやりとりがメインで進んでいきます。(実はこの2人の関係はXXXというありがちな設定なんですがw)

みどころは、2007年には落ちぶれている登場人物達が、1990年当時はバブル景気に浮かれ豪勢な生活を送っているという描写でしょうか?当時のヒット曲やライフスタイルが再現され、なんだか昔のトレンディードラマを思い出しちゃいます。そのトレンディードラマのような時代背景に阿部寛などはとてもマッチしていて、昔のMen's Nonnoのモデル時代の若かりし阿部寛を自分自身が再現しているような感じでオモシロい感覚にとらわれますw 友情出演的なゲストに当時ギルガメッシュナイトでTバックでテレビに出始めていた飯島愛やアイドル的女子アナの先駆けである八木亜希子やJリーガーの先駆けラモスなどバブル時代に出始めて今でも活躍しているタレントが出たりと、そこら辺も笑わせてくれます。

タイムマシーンでタイムスリップするときに洗剤を一応いれるという妙な設定も、いま思うと洗剤を入れないと泡(バブル)が立たないからという意味があったのかな?と今さら思い返したりもしますw

結局この映画はハッピーエンドで終わるんですが、そのハッピーエンドが今の時代と比べてしまうと逆にブラックユーモアなのかと思わされる部分もあり、楽しく見られながもいろいろ思わされることがあります。

で、エンディングの主題歌は加藤ミリヤなんですが、この曲とこの映画なんか少しでも関連性があるのか?と思っていましたが、89年にヒットしたというダンスホールレゲエ調のTanto Metro & Devonte『Everyone Falls In Love』をサンプリングしたんだそうです。バブル時代の曲つながりだったんですね。加藤ミリヤにしてはアイドル歌謡チックな曲です。とてもキャチーな曲ではあると思いますけど。

とこの映画はかなりおすすめです!得に40歳近くのひとw

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