2008/06/23

RISING SUN ROCK FES. 2008にミーハー心は落胆… けども同じ道民として何か意地を感じる10年目

【WESSの方針がなにやら…】
RISING SUN ROCK FESTIVAL 2008 in EZOの出演アーティストが軒並みラインナップされましたが、何やらRock in Japanとアーティストが被らないように今年からするとかいう方針が打ち出されたようで、渋谷陽一さんからも苦言めいたコメントがあってネット上でもファンの間で是非をめぐっていろいろ発言があったようで・・・

【自分のミーハー心としては…】
自分は北海道在住なので、単に身近にあるイベントで自分の好きなアーティストが見られればそれに越したことはないという立場なので、好きなアーティストが出れば何も文句はないのですが、今回はよりによってDragon Ashに始まり、マキシマムザホルモン、RIZE、ACID MANなど軒並みRIJに出ているがためか?RSRには誰も出ない始末… RIJに出なかったらRSRには出るだろうという保証もないんですが、なんとなくWESSが打ち出した方針によって出演が阻害されたのでは?という疑念を半分持ってしまうのは人情かな?という感じでこのやり場のなさをご理解いただきたいものです…本当に夏フェスが好きな人は、RIJも行ってRSRも行くんでしょうけど、地元民にとってはちょっとこの方針は残念な気がします。

【普通にアーティストの立場に立ってみると】
確かに、北海道みたいな極北よりは、首都圏からもアクセスしやすい茨城は立地的に優れているので、アーティストにしてみれば、あえて極北の北海道で機材運びに金をかけてまで行くメリットというのは、普通に考えると薄い感じがします… RIJを蹴って経費かけてRSRに出演するメリットって何?って感じかと思います、普通に考えて…

【RSRの存在意義って?】
ただ、渋谷さんがRSRを踏み台にしてRIJやったうんぬんという話もありますが、そんな義理めいた話はさておき、北海道のような極北のイベントが苦しくも10年目を迎えることができたRSRの魅力というのは何なんだろうと考えてみると(自分は2007年に初日しか参戦していない若輩者ですが…)北海道というある意味内地の人(本州の人)にとってはエキゾチックな土地で日の出を向かえながらロックを聴くという、神秘的なスピリチュアルなコンセプトに基づいているからだろうと思います。

道民としては、RSRのような国内4台フェスと呼ばれている祭典が行われていることに改めて誇りに思います。地理的なデメリットを省みずRIJとのブッキングを回避したWESSの方針は、北海道の意地を感じます。ただし、そこに実利的な意味を見出すとすれば「日の出を向かえながらロックを聴く」というコンセプトをいかに強化していくか?しかないのかな?と思います。ウッドストックもヒッピー・ムーブメントの祭典であったように、好きなアーティストを見たいとか云々よりもスピリチュアルな祭典である必要があると思います。

【今年はどうしよう?】
ということで特定の見たいアーティストはいませんが、結局は一人でもこのRSRに何かを感じ取りに、というか何かを感じざるを得ないので行ってみたい気はやまやまです。

"Rising Sun Rock Festival 2008 in EZO" © 1999-2008 WESS INC. / DESIGN BY DEXTURE

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