2008/11/01

ReBirth RB-338をWindows Vista SP1にインストール 2008

90年代後半にスウェーデンのPropellerhead社よって開発されたソフトシンセ、ReBirth RB-338をWindows Vista SP1にインストールしてみました。

このソフト、当時Rolandの超名機であるTB-303,TR-808,TR-909をパソコンで全て演奏できてしまうというテクノ好きにはとてもセンセーショナルなソフトでした。

今はフリーソフトとして配布されているようですが、自分は、オリジナルの1.5と2.0 UpgradeのCDと温存してあった2.0.1 Update プログラムを持っていたので、これを久しぶりにWindows Vista SP1にインストールしてみました。

注意点は、普通にプログラムを起動しようとすれば、不正コピー防止のためCDを入れるとかは当然なのですが、古いヘルプファイルを開くプログラムが無いというようなヘルプ画面が出ますので、古いヘルプファイルを表示できるソフトをインストールしなければなりません。それが、以下のページです。

Windows ヘルプ (WinHlp32.exe) プログラムを必要とするヘルプ ファイルを開くことができない問題を解決する、Windows Vista 用および Windows Server 2008 用のダウンロードについて
http://support.microsoft.com/kb/917607

これをインストールすることにより、古いヘルプファイルが表示可能になり、ReBirth RB-338の初期設定画面である"Preferences"が表示されるようになります。この画面で"Audio Driver"の設定をすることにより初めてメイン画面が起動するようになりました。

最初は戸惑いましたが、現在は普通に使えてます。特にWindowsの古いヴァージョンの互換動作設定や管理者特権での起動などを設定せずとも動いています。

10年前に、このソフトで、いろいろ曲を作ったりなどして遊んでいましたが、ここ7,8年はご無沙汰でした。また、遊んでみたいと思います。

フリー版も The ReBirth Museum ( http://www.rebirthmuseum.com/ )からダウンロードできるみたいですが、ID登録や非匿名のP2PクライアントソフトBitTorrentなるものでダウンロードする必要があるとのこと。自分は、ID登録してMod(ReBirthをカスタムできるスキンみたいもの)をダウンロードしました。これは、普通のブラウザでもダウンロードできるみたいです。

追記 2008.11.17
ちなみに「MIDI入力を開くのに失敗しました。MIDIによる操作が不能です。MIDIポートが他にないか確認するか、MIDIインターフェイスのインストールを再確認してください」という英語のメッセージは依然として出ていますが、スタンドアローンでは問題なく使えています。MIDIコントローラーとかをつなぐために、オーディオ・インターフェースとかを購入すれば消えるんでしょうかね?

また、何方かのブログにあったのですが、Ver 2.0.1に対応した日本語マニュアルがこちらにありました。1.5のマニュアルはあったんですが、2.0のマニュアルがなくて困ってたんです・・・ ModとかTR-909が実装されたのは、2.0からなので・・・
http://www48.tok2.com/home/propellerhead/ReBirth2.0.1RB-338_OperationMamual.pdf

また、2.0.1のディスクイメージもVuze(旧Azureus)というP2Pクライアントを導入して、ダウンロードしました。
http://cowscorpion.com/FileSharing/Azureus.html

今更なんですが、Modを作成するためのソフトであるMod Packerというのをインストールすると、TR-808とかTR-909の音ネタがAIFF形式で全て揃っているんですね? これを何らかのサンプラーに取り込めばそのまま使えそうな感じです。

とはいっても今はクローンのソフトシンセが沢山あるのでしょうから必要ないのかもしれませんが…

でも、最近はファミコンのような8bitサウンドだけで音楽作ったりとか、限られた環境で音楽を作るのがはやったりしているので、ある意味、限られた環境で作業するほうが自分のセンスが試されたりするのかな?とかも思ったりします。

とか言いながら、ReBirthの久しぶりのインストールで音楽作成熱が再浮上して、Ableton Live Suiteを買ってしまったんですがね・・・

追記 2008.12.1
Ableton Suiteを購入して、猛烈にDTMに取り組み中ですが、シンセのノブの設定とか、エフェクトのかけ方の基本は、やはりReBirthの方が勉強になりますね。

なんせ、ミュージアムからいろんな人が作ったソングが大量にあるので、それを聞きながらノブの動かし方などが一目瞭然です。

やはりシンプルながら、ReBirthは初心者には最強かも!と思う今日この頃です。


追記 2010.4.10
Windows 7 64-bit版にインストールしようとしたら、「互換性がありません」と出てインストールすらできない始末・・・ たまに遊ぶこともできなくなってしまった模様。 最新OSでリメイクとかないのかな?と思ったりします。何か寂しい

追記 2010.4.27
Windows 7 64-bit版にインストールできないと思っていたら、なんと光明が!
詳しくは続きの記事をどうぞ!

「2010/04/27 ReBirth RB-338をWindows 7 64-bit版にインストール? 2010」

0 件のコメント: